出典:https://www2.razerzone.com/jp-jp/gaming-mouse-mats/razer-goliathus-control
前回の記事でRAZER BASILISKがおすすめと紹介しましたが、やはりマウスだけでなくマウスパッドもスタイルに合ったモノを選びたいですよね?
今回は、RAZERのマウスとセットで使いたい「RAZER GOLIATHUS CONTROL EXTENDED」を紹介していきます。
目次
はじめに
「RAZER GOLIATHUS」をレビューする前に、このブログで初めてマウスパッドをおレビューするので、予備知識としてマウスパッドに触れていこうと思います。
マウスパッドとは
まずマウスパッド(英:Mouse Pad)とは、ポインティングデバイスの一つであるマウスの操作範囲内に敷かれたパッド(マット)のことです。
マウス自体は、マウスパッドを使用せずとも使用可能な製品がほとんどですが、一部のボール式マウスでは物理的接触ゆえに反応が鈍ったり、光学式では正常に動作しなかったりするので私としてはマウスパッドの使用を推奨します。
マウスパッドの構成
正直、マウスパッドの構成を説明しようにも見た目がそのままです。
とりあえずザックリとしたマウスパッドの構成を説明しようと思います。
① 表面(天面)
マウスパッド選びで最も重要と言える、文字通りマウスパッドの表面(天面)です。
マウスの操作性(滑り・グリップ・認識)はこの表面の素材や品質に依存します。
後述しますが、マウスパッドの表面素材には私が知る限りでも数種類あります。
素材 | 特長 |
生地製 | 生地の積層や厚手の生地等で成形された表面のマウスパッドです。 生地製のため柔らかく設置面への追従性が高いのでどのような場所にも設置可能です。 また柔らかい表面はグリップ性が高く誤操作に対する効果がありますが、それゆえに滑りに難がありスムーズな操作性は他の素材に劣ります。 |
樹脂製 | ポリマー樹脂を薄く均一に伸ばし、薄く柔らかい生地で覆った表面のマウスパッドです。 ポリマー樹脂は軟性が高く設置面への追従性もさることながら経年劣化にも強いので安定したグリップ性を提供してくれます。 しかし表面に張られた生地の摩耗が著しく発生しやすい製品でもあるため、品質の維持は困難です。 |
プラスティック製 | プラスティック板がそのまま表面のマウスパッドです。 プラスティック板と言ってもツルツルの板のモノは見かけず、表面にマット加工(ザラザラ)が施されており、適度なグリップ性もあります。 ただし、表面の摩耗が続くとマット加工が削れ操作性が著しく低下しやすい製品です。 |
金属製 | 金属(アルミニウムやステンレス)板がそのまま表面のマウスパッドです。 設置面への追随性が著しく低く、一部の光学式マウスと相性が悪いので使用環境を選びますが、マウスの接地面が常に均一のため操作誤差を最小限に抑えることができます。 |
② 裏面(すべり止め)
文字通りマウスパッドの裏面(すべり止め)です。
マウスパッドの表面ではマウスパッドが頻繁に移動するので、その摩擦が机に伝わりマウスパッドがズレてしまう場合があります。
そのため、裏面のすべり止め比較的重要なポイントで、滑りにくい素材や加工を選ぶことが重要です。
③ アームレスト
今回ご紹介するRAZER GOLIATHUSにはありませんが、マウスを操作する手の手首を支えるアームレストと呼ばれる製品があります。
このアームレストを使用することによって、腕の机への接触を抑え可動範囲の拡張やマウスの握る角度を変えることができます。
まぁ私は使ってないのですが。
RAZER GOLIATHUS - 本体
表面
RAZER BASILISKと一緒にRAZER GOLIATHUSの表面を撮影した写真です。
表面の素材は粗目の生地製で、ザラザラとした質感からかなりのグリップ性があります。
認識性も手持ちのマウスで試してみましたがとても良好です。(テスト内容は直感です。)
認識性のテストに使用したマウス |
RAZER BASILISK、RAZER DEATHADDER、Logicool MX Vertical、Logitech MX Master、Logitech MX Anywhere、Logicool G500s、Logicool G502、Logicool G602、Logicool G900 |
グリップ性がとても効いているので、しっかりと止めたいところでマウスを止めることができます。
不安のあった滑りも大きな難はなく、操作自体は非常にスムーズです。
裏面
SNICKERSと一緒にRAZER GOLIATHUSの裏面を撮影した写真です。
裏面には1.0mm程のシリコン製すべり止めが全体に配置され、非常に高い安定性を提供してくれます。
激しいマウス操作をしても決してパッドがずれることなく安定してくれています。
そして物凄い緑色です。(裏面なので見えませんが、ガラス天板では目立ちそうです。)
サイズ
RAZER ORNATA、RAZER BASILISKと一緒にRAZER GOLIATHUSのサイズ感を撮影した写真です。
RAZER GOLIATHUSシリーズは4種類のサイズがあり、使用環境や使用者のお飲みに合わせたチョイスができます。
私はCONTROL EXTENDEDを購入しました。
SMALL(スモール)
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SMALLはかなり小さいので、設置場所が限られる場合や、モバイル用途が高いと思います。
MEDIUM(ミディアム)
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MEDIUMは一般的なマウスパッドと同サイズ程です。
そのためマウスパット乗り換えを検討の方はこちらを候補に入れてみてはいかがでしょうか?
LARGE(ラージ)
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LARGEは一般的なマウスパッドより一回り大きなサイズです。
そのため設置場所を選びますが、ゲーム等では可動範囲を広く確保できますので使い勝手もいいと思います。
EXTENDED(エクステンデッド)
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EXTENDEDは見た通りとても大きなサイズです。
LARGEの2倍以上もあり、キーボードまで丸ごとカバーします。
「そこまでのサイズが必要か?」と思われるかと思いますが、正直不要です。
RAZER GOLIATHUS - その他
RAZER製マウスとセットで使用したい
RAZER GOLIATHUSは、RAZER製マウスとの操作性向上を図るため、RAZER SYNAPSEで較正を登録する機能を有しています。
マウスパッド表面のパターンはマウスパッド毎に異なるため、RAZER SYNAPSEでマウスパッドのパターンを登録することで、センサーの制度向上を行うことができます。
自身が使用するマウスパッドを登録することで表面の素材などに合わせマウスの感度を最適なものに調整してくれます。
Razerのマウスとマウスパッドを使用することで、最高のゲーミングパフォーマンスを発揮できそうですね。
使用感と反応の改善
実際にRAZER GOLIATHUS CONTROLとRAZER BASILISKの組み合わせで使ってみましたが、良い感じです。
特にFPS向けのRAZER BASILISKとの組み合わせでは効果を発揮しているようで、FPSのエイム速度が体感で少し上がった感じがします。
CONTROLということもあるのか、エイム中のサイティングでズレることが少なく感じますね。
RAZERのマウスをお持ちならぜひとも合わせて使用することがおすすめです。
これからマウスパッドのご購入を検討されている方も是非候補にどうぞ!!